ニュージーランド バリスタ

エアロプレス大会を振り返る 〜NZ Championship〜

aeropress champion

こんにちは、KAZUKIです。

今回は手前味噌ながら、私が優勝したエアロプレスのNZ大会について振り返りたいと思います。

エアロプレスの大会の様子を振り返りながら、この大会の面白さについても皆様にシェアできればいいなと思います。

 

Contents

エアロプレスチャンピオンシップとは?

エアロプレス大会とは一言でいうと

ココがポイント

エアロプレスを使って誰が一番うまいコーヒーを入れられるかを決めるトーナメントの大会です!

エアロプレスチャンピオンシップはトーナメント方式で行われます。

簡単な流れ

  • 3人1組での対戦になり、8分間という競技時間内にエアロプレスでコーヒーを抽出し、各競技者が出したコーヒーがジャッジによって決定されます。
  • ジャッジは誰が作ったコーヒーかはわからないの状態(ブラインド)で判断します。
  • ジャッジはサーブされたコーヒーを元にカップのバランスや甘さ、酸などの指標を元に氷解します。
  • 3、2、1のコールでジャッジが指差し、勝ち抜けた人が次に進みます。
  • 最後の一人(チャンピオン)が決まるまでトーナメントが続き、その年のナンバーワンを決めます。
  • チャンピオンはその国の代表としてワールドエアロプレスチャンピオンシップで競技します。

エアロプレスってどうやったら出られるの?

エアロプレスはコーヒー業界で働いていなくても、コーヒーを愛しエアロプレスが好きな人であれば参加費を払えば誰でも参加することができます。

ポイント

バリスタチャンピオンシップやラテアートの大会などはお店に所属していたりコーヒー業界で働いていないといけないなどの制約がありますが、エアロプレスチャンピオンシップの場合は誰でも参加することができます!

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NZのエアロプレスチャンピオンシップ!

私が出た大会は2019年9月28日にニュージーランドのオークランドで行われました。

総勢45名のエアロプレスラバーによる白熱した大会が繰り広げられ、各々3人1組に分けられ、予選15組でスタートしました!

ココがポイント

2019年のスポンサーはニュージーランドを代表するコーヒー会社のCoffee Supremeでした。当日はケニアのKAMUWANGIという豆で競技する運びとなりました。

思ったよりも参加人数が多く、筆者は最終組で競技開始!ラテアートのチャンピオンや昨年の準優勝者も参加し、かなり緊張しました!

 

私が大会で使ったレシピを紹介します!

大会当日の競技用コーヒー豆!

 

28th September 2019

NZ Aeropress Championship recipe(レシピ)

Coffee: Kenya (Coffee Supreme)
Water: (Kiwi blue/ No customise):市販の軟水
Roasting Date: 21st September :焙煎日
Grind : Helor hand grinder 48th notch (coarser ground):自前のハンドグラインダー
Filter: Paper(Single)

Dose: 30g:粉量
Water temperature: 87℃:お湯の温度
Inverted method/ bypassing ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

簡単な流れ

  • Start - 15 sec:
    >Pour 150g of hot water:150gのお湯を注ぐ
  • 20 sec - 40 sec:
    >Gently stirring by chopsticks>Set the lid:お箸でやさしくかき回して、蓋をセットする。
  • 1mins5sec:
    >Flip the aeropress:エアロプレスをひっくり返します。
    >Put it on milk jug:ジャグの上にエアロプレスを乗せます。
  • 1mins10sec - 1mins40sec:
    >Pressing 30 secs:30秒間プレスします。
    >Stop pressing as you hear the air sound:空気の抜ける音がしたらプレスをやめます。
    >Extract 110g of coffee:約110gのコーヒーを抽出します。
    >Add 110g of hot water (total amount: 220g):110gのお湯を加水します。
    >Stirring by spoon
    >Transferring coffee between 2 milk jugs (mixing thoroughly):2つのジャグを使ってコーヒーを移し換えします。
    >Drop the temperature to around 60℃:60度まで温度を下げます。
    >Check the taste:味をチェックします。
  • Last:
    Pour 170g of coffee in vessel and serve!:カッピングボウルに170グラムのコーヒーを注いでフィニッシュです!

 

大会を振り返ってみて

ありがたいことに年に一度の大会を日本人初として制することができました。

個人的にはすごく緊張しておりましたが、以外にバックステージからステージに上がるまで忙しくせかせかした大会で、時間が経つのがあっという間というのが正直なところでした。

自分の勝因を振り返ると?

事前の分析や練習はもちろんですが、大会中、各コンペティションではレシピや抽出にブレがなくコーヒーをサーブできたことが自分の勝因かと思いました。

 

エアロプレスチャンピオンシップに出てみよう!

エアロプレスはコーヒーの大会でも比較的に出やすい大会だと思います。

エアロプレス大会はコーヒー業界の人間が参加する確率は非常に多いですが、ホームブリュワーでも準備すればしっかり勝つ可能性が高まります!

楽しいのですごくおすすめです!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

去年のエアロプレスに出た時を振り返りながら、ブログを書いてみました。

今度はロンドンでの世界大会についての様子も振り返りながら書こうと思います。

是非お楽しみにしてみてください!

 

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