こんにちは、KAZUKIです。
今回はエアロプレスというコーヒー器具を紹介したいと思います。
エアロプレスは2005年にフリスビー会社の社長であるアラン・アドラー氏によって開発されたコーヒー器具です。
数あるコーヒー器具の中では比較的新しく、世界的にも非常に人気の高いコーヒー器具となっています。
著者もその器具の手軽さやコーヒーの入れ方のバリエーション故に4年ほど愛用しており、エアロプレス関連グッズや大会の大ファンであります。
Contents
Aeropressはこんな感じ!
エアロプレスは比較的単純な構造になっています。
エアロプレスのメインパーツである2つのシリンダーで構成されています。内側に入るシリンダーはゴム状のピストンがついており外側シリンダーに入れると密閉されます。押すと空気圧がかかるのが特徴であり、ところてんのような形になるのが想像できるかと思います。
・チャンバー(外側シリンダー)
・プランジャー(内側シリンダー)
・フィルター(紙もしくは金属製)
・キャップ
・パドル
エアロプレスの抽出方法
実はエアロプレスは決まった入れ方というものが存在しません!
非常に驚きの事実ですが、2005年からの発売から世界的に流通して以降その器具の特徴ゆえに様々な方法やレシピが存在しています。
ここでは開発者であるアラン・アドラー氏のスタンダードレシピを紹介します。
一般的なレシピ!
・コーヒー豆(14g - 16g)
・お湯(およそ90℃前後)
・湯量(200ml - 230ml)
実際にエアロプレスでコーヒーを入れる
器具とコーヒー豆とお湯が揃えば比較的簡単に作れます。
簡単な流れ
- 用意したスケールのサーバーを乗せます。
- 紙 / 金属フィルターの入ったキャップをチャンバー(外筒)にセットします。
- チャンバー内に挽いたコーヒー豆を入れます。
- 沸騰したお湯を上から200ml - 230ml入れます。
- パドルで3回ほど攪拌します。
- お湯を入れて1分経過したらプランジャー(内筒)をセットします。
- 20秒から30秒ほどでプランジャーを押していきます。
- サーバーに入ったコーヒーをマグカップに入れて終了です。
もう一つの入れ方 インヴァート方式
先ほど紹介した方法はStandard / Up-rightと呼ばれエアロプレスが発売されて以降スタンダードな中ちゅつ方法として知られてきました。
これに比べてインヴァート方式はプランジャーとチャンバーをあらかじめセットして逆さまにヒックリ返したコーヒーの入れ方です。
どうゆうこと!?逆さまにする?なんか難しそう・・・
逆さまにして少し変わった形になりますが、とんでもなく変わるわけではありません。
インヴァート方式は写真上のような形でコーヒー抽出を始めます。
異なる点はスタンダード方式のようにお湯を注いだ瞬間コーヒーがフィルターを通してポタポタ垂れるのを防げることです。
コーヒーがチャンバー内で溜めておけるのでコーヒー抽出のコントロールには向いていると思います。
ただ抽出するとき(プランジャーを押すタイミング)にはチャンバーを逆さま(フリップ)にする必要があります。
注意ポイント
・フリップするときにキャップが上手くセットされていないとコーヒーが横漏れしたりします。
・またチャンバー内でコーヒーがダマになり張り付くので、クルクル回してお湯に浸す必要があります。
エアロプレスは楽しい!
エアロプレスは開発当初は玩具扱いだったようすが、世界的に有名なバリスタによってその面白さ故にまたたくまに普及されていきました。
現在では60以上の国と地域をはじめ年に一度国内大会が行われており、チケットも売り切れるほど大人気の大会となっております。
また世界大会ではその年のNo. 1を決めるのはもちろんですが、DJや演出はまるでクラブハウスにいるかのような雰囲気で大会が行われるので非常に白熱しています。
エアロプレスのレシピ本やInstagramやYoutubeなどでも様々な人がレシピを公開しているのでバリエーションに富んだ抽出を楽しむことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここではエアロプレスの簡単な紹介と抽出方法について紹介してきました。
著者自身もエアロプレスを使用して4年ほど経とうとしていますが、年々高まる世界のエアロプレス熱には興奮を覚えます。
エアロプレス大会の良い点はバリスタでなくてもエアロプレスでコーヒーを入れるのが好きな人であれば誰でも参加できる点にあると思っています。
あいにく2020年は世界的パンデミックとなったCOVID-19が原因で世界大会自体が中止となってしまいました。
エアロプレスはすごく利便性が高く価格帯もそこまで高くないので是非みなさんにも試していただきたいと思っています。